入れ歯ってどのくらいもつの?
【2018年3月30日 2:36 PM更新】
入れ歯・義歯について
入れ歯の耐久年数は何年?
入れ歯はどれくらいもつのか気になる人もいますよね。今から作って死ぬまでもつのか、また一から作らなければいけないのかと気にしている患者さんもいます。
保険の入れ歯だと5年くらいで新しい入れ歯にするのが一般的です。
なぜ入れ歯は5年程度で新製するのでしょうか。
<歯が削れる>
5年という歳月には修理をすることも含まれます。入れ歯の人工の歯はプラスチックに似た素材で削れやすいです。この人工歯が削れてしまうと入れ歯は安定性を失ってしまうので定期的に削れてしまった人工歯を交換するなり、人工歯の素材を盛り足してあげることが大切です。
<吸着力が落ちる>
総入れ歯は顎の粘膜の形態で左右されます。粘膜の形は毎年少しずつですが変化していき、入れ歯を作ってから何年か経つと入れ歯が合わなくなってしまうのはこのためです。そういう時は入れ歯のピンク色の部分を作り直します。
作り直すと言っても1からではなく修理するようにして治すので1時間程度で作り直すことができます。
<支えている歯がダメになる>
部分入れ歯でワイヤーがかかっている歯は大きな力がかかるので負担が大きいです。その歯が負担に耐えられなくなり抜けてしまうことがあります。それが5年程度だと言われています。もし抜けてしまえばそこの部分を同じ入れ歯でカバーするか、新しく入れ歯を作るか選択します。
入れ歯が5年程度で新製される理由がわかりましたか?
日常生活に欠かせない入れ歯なので、定期的に新しいものを作ってもアリですね。
一方自費の入れ歯は保険の入れ歯よりもかなり長持ちする傾向があります。
一生モノの入れ歯を入れたいのであれば、是非当院までお越しください。
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