残存歯と生涯医療費の関係


残存歯と生涯医療費の関係

【2016年11月22日 3:39 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)


最近は、歯の予防治療に力を入れている歯医者が増えてきました。

歯の予防が重要であることが注目され認識されてきた証拠です。

歯を予防することで差し歯や人工歯に依存せず自分の歯を長く残せます。自分の歯が長く残ると、生涯にわたって自分で食べ物をかみ砕いて摂取することが出来ます。噛むことは脳の刺激にもなり、認知症予防などにも良い影響をもたらします。また食べる喜びというのもいつまでも実感でき良い事ばかりです。最近は、歯の予防や健康は、生涯の健康にとても重要で関係が深いものと認識されるようになってきました。

 

もう一方で、健康面だけでなく、残存歯と生涯医療費の関係も注目されています。

これは自分の歯が残れば残るほど、生涯支払う医療費は低くなるということなのです。歯は虫歯や歯周病などのトラブルを起こしやすいです。しかし一旦トラブルを起こすと何度も通う必要がありますし、将来的にインプラントや入れ歯にすると、治療費もメンテナンス費もかなり高額になってしまいます。

しかし予防に力を入れて、健康な残存歯を残すことを目標にしておけば、それだけ歯の治療に掛ける医療費は少なくなり、生涯医療費は全体的に下がるという結果になります。

 

そのために予防医学、歯の予防に力を入れている歯医者とそれを求める患者さんが増えてきているのです。予防をすることによって、個人の医療費の負担も減りますが、社会的にも社会保険料や税金のコスト軽減にもつながりとてもメリットがあることといえます。





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