どうして虫歯になるの?


どうして虫歯になるの?

【2016年10月1日 8:20 PM更新】
よくある質問


虫歯になりやすい方は、どうして虫歯になるのかご存知でしょうか?歯医者で虫歯を治療しても、虫歯になる原因が分かっていなければ、虫歯はいつまでたっても定期的に現れます。信頼できる歯医者で定期的に歯を診てもらうことで、虫歯を予防することができます。 口の中には、約600種類もの菌がいると言われています。その中で、虫歯の原因になる菌はいくつかあり、代表的な菌がミュータンス菌です。ミュータンス菌が歯の表面に付着して、糖を餌にすることで酸が発生します。その酸が、歯を溶かして虫歯になるのです。キシリトール配合のガムは、甘味がありますが、砂糖が含まれていませんので、ミュータンス菌の餌となる砂糖を口腔内に残しません。キシリトールやエリストールやエリスリトールは、糖アルコールといって、虫歯の原因となる酸を作らない糖質です。それに、ガムを噛むことによって唾液が多く出るので、唾液による殺菌作用と口腔内の乾燥を防ぐことができます。口の中が乾いていると、歯石が歯に付着して固まりやすくなってしまいますが、ガムを噛むことで虫歯を予防することができます。 最も効果的な虫歯の予防方法は、以下のうちどれだと思われますか。 ①フッ素を応用する ②毎食後の歯磨き ③甘味の制限 ④規則正しい生活 ⑤デンタルリンスを使用する 正解は、①フッ素を応用するです。 毎食後の歯磨きと答えてしまう方が多いのですが、毎食後歯をきちんと磨いても、どうしても磨き残しができてしまうものなんです。丁寧に歯を磨いても、歯磨きをした30分~1時間後には、菌が増えてきてしまうのです。フッ素には、歯を強くする成分が含まれています。定期的にフッ素で歯をケアするとこで、酸に溶けにくい強い歯にすることができます。フッ素は、子供にしかメリットがないと思われがちですが、大人の歯も強くすることができます。フッ素は、体に害を及ぼすのではないかと、心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、有効濃度を守って行えば、体に害は出ません。 フッ素などの予防歯科に力をいれている歯医者が沢山あります。最低でも半年に1回は、虫歯がなくても歯医者に通って、歯石除去やフッ素治療などを受けて、丈夫できれいな歯にすることをお勧めします。そうすることで、年を取ってからも自分の歯で食事をすることができますよ。





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