虫歯が痛くなくなったら、治療を途中でやめてもいいの?
【2016年9月29日 8:16 PM更新】
よくある質問
「虫歯の痛みがなくなったから」「仕事や用事があって歯医者に行けなくなった」などの理由で、虫歯の治療を放置してしまう患者様がいますが、非常に危険です。
治療途中の虫歯を放置してしまうと、歯の神経が死んでしまったり、最終的には歯を抜く抜歯を行わなければいけない状態にまで虫歯が進行してしまう事もあります。
今回は、「虫歯が痛くなくなったら、治療を途中でやめてもいいの?」についてお答えさせていただきます。
■虫歯が痛まなくても、治療を途中でやめてはいけません
毎日痛くて悩まされていた虫歯も、歯を削る治療を受けた後は痛みがなくなる事から、そのままの状態で虫歯の治療を途中でやめてしまう、歯医者に最後まで虫歯の治療に通わなくなってしまう、というケースが見受けられます。
これは非常に危険な行為であり、虫歯をさらに悪化させてしまう可能性があります。
■歯につめ物をする治療の途中で虫歯を放置してしまった場合
歯につめ物をする虫歯の治療途中で歯医者に通うのをやめ、虫歯を放置してしまうと「仮詰めされたつめ物がはずれてしまう」「仮のつめ物と歯の間に虫歯菌が入り込んで虫歯をさらに進行させてしまう」などの症状が出てきます。
仮詰めのつめ物はあくまでも仮であり、長期間に渡って虫歯を防ぐ機能はありません。
つめ物の治療途中で歯医者に行くのをやめて虫歯を放置してしまった場合には、放置期間が1ヶ月以内であればそのまま治療を再開する事が出来る場合が多いですが、治療をやめて2ヶ月以上経ってしまった時には、再度歯を削ってつめ物の型を取る治療をやり直す事になります。
■かぶせ物の治療途中で虫歯を放置してしまった場合
大きなかぶせ物を装着する治療の途中で歯医者に行くのをやめてしまい、虫歯を放置してしまった場合には、歯の神経が虫歯におかされてしまったり、歯の根っこの治療を行う根管治療の途中で虫歯を放置してしまったケースでは最悪の場合歯を抜く抜歯で対処をするようになってしまいます。
かぶせ物をする虫歯の治療では、歯の神経が残っている場合に治療を途中でやめてしまうと、仮のかぶせ物と歯の間から虫歯菌が浸入し、歯の神経にまで虫歯菌が達してしまい歯の神経を抜く抜髄という治療や、歯の根っこの神経を掃除する根管治療を行わなければいけない状態になってしまいます。
そして歯の神経を抜く抜髄や根管治療の途中で治療を受けるのをやめてしまうと、歯の根っこの部分に細菌が侵入して歯茎がはれたり、最悪の場合は抜歯、さらに症状が進むとあごの骨まで細菌におかされるおそれがありますので、つめ物やかぶせ物などの治療方法にかかわらず、虫歯の治療は絶対に途中でやめず、最後まで歯医者にきちんと通院するように心がけましょう。
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三鷹市内の三鷹の歯医者では、患者様の立場に立った虫歯治療を心がけています。
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