歯みがきと虫歯は関係ないと思うのですが?
【2016年9月22日 8:10 PM更新】
よくある質問
子供の虫歯予防として歯磨きの指導が徹底されることは多いですが、三鷹の歯医者でも定期検診や予防歯科の指導の際には日々の歯磨きの重要性を抜きに話をすることは出来ません。定期検診は数ヶ月に一度というものですが、歯ブラシやフロスのセルフケアは毎日行えるものなので、虫歯や歯周病の予防のためには欠かせないものとなっています。そんな歯磨きですが、三鷹の歯医者でもよく聞かれることとして、虫歯と歯磨きは関係無いのでは無いかという疑問があります。確かに、毎日歯磨きをしていても頻繁に虫歯になってしまう方もいらっしゃいますし、反対に歯磨きを全くしなくても虫歯が全く出来ないという方も多いでしょう。しかし、三鷹の歯医者だけでなく、おそらく全ての歯科医師は虫歯予防のために歯磨きを行うことの重要性を否定しません。ここでは三鷹の歯医者でも行われている予防歯科の概念から歯磨きと虫歯の関係性について見ていきましょう。
まず三鷹の歯医者でも予防歯科の際に説明される虫歯のメカニズムについて見ていきましょう。虫歯はミュータンス菌など虫歯の原因となる菌によって進行しますが、これらの菌は歯垢や歯石に滞留します。歯石や歯垢は虫歯菌だけでなく、歯周病など菌の温床となってしまうものですが、これらを適切に取り除かなければ常に口腔内でこうした菌が増殖してしまうことになります。そのため三鷹の歯医者で行われる予防歯科でもプラークコントロールという考え方が重要とされているのですが、その中心となるのが歯磨きなどのブラッシングによるケアです。歯磨きではこうした歯垢を取り除くというケアはもちろん、ミュータンス菌が好む甘いものや食べかすを口に中から除去するという働きもあるので、虫歯予防には必須のものとされています。
このように三鷹の歯医者でも虫歯予防のためには必須とされる歯磨きですが、前述の通り歯磨きをしっかり行っていても虫歯が出来てしまう、または歯磨きを怠っても一本の虫歯も出来ないということもあります。こうした差は色々な議論を交わすことが出来ますが、中でも唾液の多さなど体質という点も挙げられます。唾液は口の中をアルカリ性に保つ効果がありますが、虫歯は酸性状態で悪化していくので、いつも口の中がアルカリ性に保たれている方は体質的に虫歯になりにくいと言えます。三鷹の歯医者でも反対に口の中の唾液が少ないため虫歯になりやすいという方もいらっしゃいますが、そのため上記のような歯磨きとの一見した因果関係の無さという結果になります。このように体質によって虫歯になりやすい、なりにくいという事はあるとは言え、虫歯のメカニズムを考えると歯磨きは必ず必要となるので、ぜひ毎日のケアを怠らずに続けて下さい。
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