虫歯とはどのような病気ですか?


虫歯とはどのような病気ですか?

【2016年9月17日 8:07 PM更新】
よくある質問


虫歯に悩み良い歯医者を探している人は多くいます。 虫歯は子供だけではなく、大人になってからでもなる症状です。 人の口の中には実に多くの最近が存在しています。 その菌の中でも「ミュータンス菌」という細菌が酸を生成することにより、歯が溶かされていき、これが虫歯と呼ばれるのです。

 

まずは虫歯ができる原因について知っておきましょう。

虫歯の原因であるミュータンス菌は、糖分を栄養として活性化します。 プラーク(歯垢)と呼ばれる粘りを形成して、菌が固まって歯に付着します。 この時に食後の歯磨きを長期間さぼったり、手抜きをして磨き残しがあると、ミュータンス菌はプラーク内で「酸」を生成するのです。 この酸により歯のエナメル質が侵食されると、歯の内部からカルシウムやリンが溶け出し、歯が失われていきます。 口の中は普段は弱酸性ですが、甘いものを食べると糖分により酸性に変化します。 酸性の状態が何度も起こると虫歯になる環境が整いのです。 特に夜寝る前にものを食べて歯を磨かずにそのまま寝てしまうと、寝ている間には唾液の分泌が抑えられてしまうことから酸性状態が続き、虫歯が進行するのです。

 

虫歯の進行状況には大きく分けて4段階あります。 歯医者でのカルテにも記載されていますが、「C」が付く番号で表されます。

 

「C1」は歯の表面のエナメル質に穴が開いた状態です。 まだ歯の神経に達していませんので痛みはなく、気付かないことも多いのです。 「

 

C2」は虫歯が歯の内部の象牙質を侵食した状態です。 甘い物を食べたり、冷たいものを飲んだ時にたまに痛みを感じることがあります。 ここまでの段階で歯医者に通えば、痛みを感じることはなく治療をすることが可能です。

 

「C3」は虫歯が神経までおよんでいる状態です。 虫歯の穴もはっきりと分かり、普段から痛みを感じる様になります。 食べ物が挟まると激痛を感じる様になり、食事がしにくくなります。 この段階からは歯医者でも簡単に虫歯を削って埋めるだけの治療では済まされず、被せ物をしたりなど大がかりになり、期間もかかります。

 

「C4」になると歯の見える部分は殆ど失われ、歯根だけが残っている状態になります。 放っておくと虫歯菌が炎症を起こしてあのご骨に達し、感染症を引き起こすこともあるのです。 最悪の場合はを抜かなければならず、治療にかなりの時間がかかります。

 

虫歯をより軽度のうちに治療しようと思ったら、毎日の歯磨きをきちんとして、早めに歯医者で治療を受けることが大切です。 歯ブラシの使い方についてのレクチャーも受けることができます。 虫歯に悩んでいる人は、かかりつけの歯医者を作り、定期的に歯の検診を受けて、将来的に長持ちさせることとを心がけましょう。





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