虫歯治療で神経を抜くのは、どれくらい痛いのでしょうか?


虫歯治療で神経を抜くのは、どれくらい痛いのでしょうか?

【2016年9月16日 8:07 PM更新】
よくある質問


歯医者に行くのが好きという人はまずいません。 しかし虫歯は一度なると治ることはなく、放っておくとより悪化してしまいます。

 

虫歯に悩む誰しもが、よりよい治療をしてくれる歯医者を選びたいと思います。

痛みが酷くなった段階で歯医者に行くと「神経を抜きましょう」と言われます。 虫歯治療で虫歯を削るのは痛いものですが、歯の神経を抜くのはもっと痛いと言われています。 どれくらいの痛みか分からずに不安になってしまう人もいるでしょう。 歯の神経を抜くのはどれくらいの痛みを覚悟しておけば良いのでしょうか。 歯の神経は歯の痛みを感じる部分でありますが、単なる神経の線維ではなく血管も存在しています。 神経は歯の内部にある為に、虫歯で痛みを感じる様になった時点では、歯髄がかなり虫歯菌に侵食された状態です。 これが進行すると歯髄が菌に侵されて炎症を起こし、更に強い痛みを感じる様になります。 虫歯で強い痛みを感じた時に、抜歯をするか神経を抜くかの選択を迫られることがあります。 これは虫歯の痛みをなくす為に一番確実なのは抜歯をすることですが、歯を失ってしまうとものを食べることができなくなります。 そこで痛みを感じる神経を神経を取ってしまうことで、歯を残す治療を行うのです。 しかし元々痛みのある虫歯の神経を抜くのですから、全く痛みを感じないというのは難しくなります。 まず麻酔をしたとしても、既に痛みがある場合炎症があり、血流が滞ってしまっている場合があります。 麻酔が良く行き渡らないと効果が出にくくなり、その分神経を抜く際に痛みを感じてしまうのです。 そして神経を抜く際には虫歯を削ることが殆どです。 虫歯を削りながら歯の奥に穴を広げて神経を取り出せる様にするのです。 平均で5~6ミリ程の深さまで削りますので、その分痛みが出るのは確実です。 そして歯髄部分にある神経を、細い器具を使用して絡め取るのです。

 

元々痛みのある歯を削った段階で神経はかなり痛みを感じていて、その感覚が残っています。 ただでさえ痛みを感じる働きのある神経ですから、絡め取る瞬間に最も強い痛みを感じます。 神経を抜いてしまったとしても脳が痛みを覚えていますので、しばらく痛みは続くでしょう。虫歯の神経を抜く治療をする際には、痛みとしては麻酔をしていても目と目の間が一瞬引っ張られる様な痛みがする、と思っておけば間違いありません。 神経を抜いた後は薬を注入して蓋をしてくれます。 虫歯になったらなるべく早く歯医者に行き、神経を抜かずに治療できるレベルにしておくことが大切です。





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