歯周病治療はどんなもの!?
【2016年2月17日 12:23 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
歯茎の腫れは歯のグラつきから始めまる歯周病は、最終的に歯が抜け落ちてしまうというとても怖い病気です。
そんな歯周病の治療に力を入れている歯医者も多く、早期の治療であれば十分に歯の健康を保つことが出来ます。
しかし手遅れになると外科手術が必要になることも。
ここでは歯医者で施される歯周病治療の特徴について紹介していきます。
■基本治療
歯周病が初期の段階であればほとんどがこの基本治療となります。
基本治療は主にブラッシングの指導、PMTC、スケーリングの3つに分けられます。
・ブラッシングの指導
歯周病の原因となるのはプラーク(歯垢)であり、このプラークをコントロールすることで効率的に歯周病を治療することが出来ます。
そのため歯医者から直接ブラッシングの指導を受け、しっかりとプラークを落とせるブラッシング方法を身につけるまで徹底して教え込まれるのです。
・PMTC(Professional Medichal Tooth Cleaning)
歯医者が専用器具を使用し口腔内をトータル的に清掃する治療です。
プラークや歯石除去からフッ素塗布など徹底的に口腔内環境を整えます。
・スケーリング
プラークが落としきれずに48時間を経過すると歯石に変わります。
歯石はブラッシングで落とすことは非常に困難なため、歯医者にて落とすしかないのですがこれがスケーリングと呼ばれる治療です。
超音波を使用したり専用器具を使用して歯の表面にこびり付いて歯石を落とします。
基本治療の中にも何段階か危険度というものがあり、歯周ポケットが4mm以上あいている場合は要注意です。
歯周病末期症状へのカウントダウンは始まっています。
■外科治療
歯石が歯周ポケットの奥に入り込みスケーリングでの除去が難しくなると、歯医者によるスラップ手術と呼ばれる外科治療が必要になります。
これは患部に局部麻酔をし、歯茎を切開して基本治療では落とすことの出来ない歯石や汚れを落とします。
歯周ポケットに入り込んだ歯石は内部から徐々に歯周病を進行させます。
治療が完了すれば歯茎を縫合し、1週間程度で抜歯します。
■機能回復治療
基本治療や外科治療にて歯周病が改善した場合、再発防止のために被せものをしたり、ブリッジや入れ歯で失った歯を補います。
今回、歯医者で施される歯周病治療の特徴について紹介しましたが、やはり治療を受ける前に健康な歯を保ちたいものです。
そこで歯周病にかかっていなくとも歯医者でPMTCやスケーリングなどの施術を受けておくと常に歯を健康な状態に保つことが出来ます。
またブラッシングを教わるだけでもかなり効果的です。
三鷹市にある上野歯科クリニックでは多くの歯周病治療をサポートした実績があるので、気になる方は是非相談してみてください。
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