歯医者が教える|虫歯になりにくい生活のポイント
【2016年2月17日 12:17 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
最近では”予防歯科”という歯医者が急増するほど、虫歯は治療よりも予防が重要と言われています。
それもそのはず、いくら治療したところで虫歯により一部もしくは全部を失った歯の健康というものは二度と戻ることはないのです。
セラミックやインプラントを施術してもそれは歯本来の健康とは言えません。
だからこそ、日頃の予防が何よりも大切なのです。
そこで今回は虫歯を効果的に予防できるよう、歯医者が教える虫歯になりにくい生活のポイントを3つ紹介します。
■ポイント1. 正しいブラッシング(歯磨き)
虫歯予防の要となるのはやはり日々のブラッシングです。
しかし「毎日ブラッシングしてるのに虫歯になってしまった」という方は結構多いですよね。
その原因はブラッシングのやり方に問題があります。
正しいブラッシングを行うためには以下の3つに注意してください。
≪歯医者が教えるブラッシングのポイント≫
・決して力を入れず軽い力でブラッシング
・1本1本丁寧に磨くようにする
・歯茎を傷付けないように気を付ける
ブラッシングの目的は虫歯の原因となるプラーク(歯垢)を取り除くことであり、口内をスッキリさせるためでも口臭予防のためでもありません。
歯磨き粉を付けてブラッシングすれば大丈夫と思っている方が多くいますが、歯磨き粉は虫歯菌を殺菌することも歯垢を効率的に取り除くこともしません。
市販で販売している歯磨き粉は清涼感のある成分で口の中をスッキリさせる程度の効果しかないのです。
そのため上記で紹介したブラッシングのポイントを徹底してください。
ちなみに歯磨き粉がない方がしっかりと歯を目視しながらブラッシングが出来るので、いっそ歯磨き粉なしをおすすめします。(もしくはごく少量)
歯医者の中にはこのように歯磨き粉なしでのブラッシングを勧めることが多くなってきています。
■間食を控える
虫歯菌が酸を放出するのは、虫歯菌の原料となる糖質を食事により摂り込むときです。
そのため1日3食の食事に加え間食を取ってしまうと虫歯菌が常に酸を放出している状態になるので、sの分虫歯になりやすくなります。
歯医者では虫歯になりやすい人に間食は控えるようにと必ず告げます
■食事の際に良く噛む
昔から「ご飯は88回良く間で食べなさい」とは言いますが、実は良く噛むことで虫歯を予防することが出来ます。
なぜなら良く噛むことで唾液の分泌を促進し、虫歯菌の酸によってやられた歯を修復する歯の再石灰化が活発になるからです。
さすがに88回とはいきませんが、食事の際は一口で33回は噛むようにしましょう。
いかがでしょうか?歯医者が教える虫歯になりにくい生活のポイント3つ、これらを徹底して守れば日々の生活だけで十分に虫歯予防が可能となります。
ただ自らの手で歯垢を全て落としきることは不可能なので、歯垢はやがて歯石となります。
三鷹市にある内藤歯科クリニックは丁寧な口腔内クリーニングに定評があるので、歯石を落とす際は是非チェックしてみてください。
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