歯磨き粉の選び方とは?
【2016年2月17日 12:07 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
歯を健康に保つためには歯磨き習慣は非常に重要となりますし、歯磨きを行う際の歯磨き粉選びも大事なポイントとなります。基本的に歯ブラシに関してはこだわって選ぶ人も多いと思いますが、歯磨き粉に関してはそれほどこだわりが無い人が多く、とりあえず安い歯磨き粉でOKといった人も少なくないでしょう。しかし歯磨き粉選びは歯と歯茎を健康に保つためには非常に重要と言えますし、歯ブラシよりもむしろ歯磨き粉の選び方のほうが重要度が高いと言っても過言ではありません。歯医者では歯の状態に合わせた歯磨き粉の選び方を患者に対してアドバイスしている歯医者もあり、三鷹市の内藤歯科クリニックでも歯磨き粉の重要性と選び方を正しくアドバイスしています。
まず歯周病などで歯医者に通院している人の場合、歯周病を予防できる歯磨き粉を使用することが最も歯周病予防には重要なポイントとなります。そのため歯周病の原因となる菌を殺菌できる成分が配合されている歯磨き粉を選択することで、歯磨きを行う際に歯周病予防も同時に行うことが可能になります。歯周病の人は歯磨きをするたびに出血すると言った状態になりやすいため、この場合はまず歯周病をきちんと治療してから歯周病予防が可能な歯磨き粉を使用すると良いでしょう。歯周病予防の歯磨き粉はあくまでも予防するための歯磨き粉ですので、すでに歯周病になっている場合には歯医者での治療を行なわないと意味がありませんので注意しましょう。
虫歯予防のための歯磨き粉はフッ素配合の歯磨き粉を使用すると虫歯予防に効果があります。フッ素は歯医者でも使用する虫歯予防できる成分ですので、そのフッ素が配合されている歯磨き粉を継続的に使用することで、虫歯になりにくい環境を作ることが出来ます。ただしフッ素入りの歯磨き粉には研磨剤が配合されているものが多いため、使いすぎは歯の表面を傷つけることになるのでその点には気をつけて使用する必要があります。
歯を白くしたい人には研磨剤入りの歯磨き粉の使用が効果的ですが、この場合もフッ素入りの歯磨き粉同様に歯のエナメル質を傷つけてしまう恐れがあります。歯を白くするということは、研磨剤で歯の表面を削ることで白くしているので、使いすぎてしまうと歯のエナメル質が傷だらけになり虫歯になりやすくなる恐れがあります。特に子供の場合はエナメル質が弱いため研磨剤入りの歯磨き粉は避けるようにしましょう。
子供の場合は研磨剤や界面活性剤といった成分が配合されていない自然由来の成分で作られた歯磨き粉がおススメで、歯医者でもこのような自然由来のものをおススメしています。もし自分に合った歯磨き粉が分からない場合には、歯医者に相談すると的確なアドバイスをしてもらえますし、歯医者が推奨する歯磨き粉をその場で購入することも出来るでしょう。
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