根尖病巣の治療法
【2016年11月30日 3:42 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
わたしたちの歯は、一番表面にエナメル質がありますね。そしてそこから虫歯になってしまうと、歯のエナメル質はどんどん溶けていき、虫歯菌が、どんどん歯の奥へと侵入をしていってしまうのです。歯の表面から見えない部分、歯茎に埋まっている部分は、歯根部と呼ばれますが、この部分に虫歯がきてしまうと、虫歯菌が歯の神経を刺激する様になるために、強い痛みを感じるようになります。そこまで進行してしまうと、歯の根管、つまり神経の通る道を治療しなくてはいけなくなるのです。 歯の根管の一番奥の部分まで虫歯が進行して細菌が入り込んでしまうと、底に膿がたまった病巣が出来ることがあり、これを根尖病巣と言います。根尖病巣があると、虫歯はかなり進行しているということを意味し、早期の治療が必要です。痛みを訴えない患者もいますが、根尖病巣は、ほかの歯の影響も少なくないために発見されたら、すぐに治療を始めるのが基本です。 三鷹市の歯医者にもこの根尖病巣で受診をする患者は少なくありません。気が付いたときには、歯の根元がグラグラして歯が抜けかかっているという患者さんもいるのです。その場合に行う治療としては、根管治療で神経を抜く、歯根端切除術をして根尖病巣を直接取り出す手術を行います。
目に見えにくい歯根部をCTやマイクロスコープで見ながら根尖病巣を取り出す手術を行う方法などもあります。
もしも他院で治療法を提案されたけれど、納得がいかない場合や不安な場合は、内藤歯科クリニックでセカンドオピニオンを受けることができますので、一度お気軽にご相談下さい。
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