入れ歯の型取り期間ってどれくらい?
【2018年3月30日 1:41 PM更新】
入れ歯・義歯について
一般的な入れ歯の型取り期間
入れ歯を作るときには型取りをしなければいけません。型取りは一体どのように行うのでしょうか。そしてどのくらいの期間通うのでしょうか。
型取りは2回行われる。
型取りは大枠を取る外形印象という方法と、外形印象をもとに精密な顎の形態や歯の関係を取る精密印象に分けられます。
外形印象は歯医者さんに常備されている一般的な歯型取りの型を使用します。これは口の大まかな形を調べるためだけなのである程度大雑把に取られます。
それをもとにして研究用模型というのを作成し、研究用模型を使って患者さんの口の形について考えます。
そして実際に患者さんの口を見たときには口の中の粘膜の硬さを見ます。粘膜は固いところと柔らかいところがあり、固いところには神経や血管が多く集まっている傾向があります。
そこへ入れ歯がきつくはまってしまうと神経を圧迫して痛みや痺れを起こすことがあります。なので少しスペースを作る必要があるのです。
このような作業は研究用模型を使って行います。
精密印象は研究用模型をもとに患者さん個人にあった歯型をとる型作り行われます。そうすると歯型をとる材料が均一になり口の中の再現性が高くなるからです。
外形印象で一度来院してもらい、精密印象でもう一度来院してもらいます。時間にするとどちらも30分あれば終わるので時間的拘束は少ないです。・
中には外形印象のみで入れ歯を作る先生もいますがそうすると適合の良い入れ歯は作ることができません。
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