どんな人でも矯正できるのか


どんな人でも矯正できるのか

【2017年3月29日 4:55 PM更新】
矯正歯科(歯並び・噛合せなど)


矯正治療の技術は年々進歩を見せており、理想的な歯並びに矯正するためのハードルは一昔前と比べて大きく下がっています。 そのため、歯医者を訪れて矯正治療を希望される患者さんの数は大変多く、小さなお子さんから成人に至るまで様々な方が治療に訪れています。 しかし、場合によっては矯正治療をすぐに行うことができないこともあるため、注意が必要です。矯正治療をすぐに行うことができない場合の代表的な例としては、虫歯や歯周病があるというケースです。虫歯がある場合には、矯正治療の最中に悪化し、最悪の場合抜けてしまうということが考えられますから、歯医者に来てもすぐに矯正治療に取り掛かるわかにはいきません。 歯周病も同様であり、せっかく矯正したとしても上手く骨を形成することができず、歯周病を悪化させてしまう恐れがあるため、矯正治療をすぐに開始することが困難です。

 

このような場合にはまず虫歯や歯周病の治療を行い、問題が無くなったと判断できた時点で矯正治療に取り掛かります。また、歯が歯槽骨に癒着してしまっている場合にも、矯正治療が無意味となってしまうため治療を行うことができません。 この場合では、問題となっている部分を抜歯した上で治療を行い、その後から矯正治療を行うという対処法を取るケースが非常に多くなっています。

 

このように矯正治療を開始する前には、必ず歯の状態を詳しく検査しておくということが大変重要です。





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