金属アレルギーとは


金属アレルギーとは

【2016年11月18日 3:38 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)


歯科治療でも金属アレルギーがあることをご存知でしたか?金属を使って歯科治療をすると、金属が口の中に溶け出してアレルギーを引き起こしてしまうことがあるのです。金属アレルギーに見舞われることがないよう、金属アレルギーは大丈夫か、金属フリーの治療かどうかなど事前にしっかりチェックするようにご注意ください。 金属アレルギーの原因となりやすい金属には、金銀パラジウム合金やニッケルクロム合金、アマルガム、銀合金などがあります。これらの歯科用金属は主に保険治療の際に使用されています。差し歯や被せ物で多用される、いわゆる銀歯です。安価ですが金属アレルギーの危険性が高い素材ですので、なるべく避けるのが賢明です。 金属アレルギーの症状のなかで最も多いのは、手や足の裏にできる膿胞です。また、構内や歯肉炎、脱毛症、アトピー性皮膚炎などといった症状も見られます。歯科治療による金属アレルギーは口の中だけではなく、直接金属には触れていない全身にも現れることになるのです。こうした健康トラブルを避けるためにも、やはり金属フリーの歯科治療を受けるようにしましょう。 金属パッチテストを行って、患者様のアレルギー反応を検査することもできます。これから治療を行う人も、また既にお口の中に銀歯があるというような人も、金属パッチテストでもって自分の体質を検査しておけば安心です。もしも金属がお体と合わないようでしたら、プラスチック樹脂やセラミックなどの素材を使って、金属フリーの歯科治療を受けることにしましょう。





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