なぜ定期検診が大切なのか
【2017年4月2日 5:05 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
虫歯がない、特に歯に不具合を感じていない場合には問題ないと判断し、歯医者に行かないかたがほとんどです。 歯のケアに敏感な諸外国では歯の定期検診に通っている成人が8割以上というところも珍しくない中、日本では驚くほど定期検診の習慣が根付いていません。歯に何らかのトラブルが起こってからようやく重い腰を上げて歯医者に行くという方がほとんどです。
歯は痛みがない、見た目に変化がなければ問題がないというものでもなく、歯医者が見れば治療が必要な症状が出ていることもあります。 そのため、トラブルが深刻化する前に治療を開始できるように、3ヶ月の1回は歯科の定期検診を受けることをすすめられているのです。 定期検診を行うことで、歯に不具合が出た状態のまま気づかないうちに悪化させることを防ぐことができます。
よく車の車検などにも例えられていますが、運転をするのに異常を感じられなくても、内部で部品が劣化していることがわからずに乗り続けて重大な事故を引き起こしてしまう可能性があり、だからこそ定期的な車検が義務付けられています。そして修理費用も早期発見で安く済むというメリットがあります。
歯も同様で、治療が必要な異常を早く見つけることができれば、治療にかかる期間も短く、安い費用で治療を終えることが可能です。 そういった点からも定期検診が推奨されています。 一度削ってしまった歯は二度と元の天然の歯には戻りません。 だからこそ大きく削ったり抜いたりしなくて済むように、お口の環境の日頃のメンテナンスが大切です。
内藤歯科クリニックでも、予防歯科に重点をおき、患者の歯の健康を維持するために、定期検診のご利用を推奨しています。
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