予防歯科とは
【2016年11月18日 3:38 PM更新】
歯科全般(虫歯・歯周病など)
予防歯科というのは、名前の通り、予防することを前提とした考え方の歯科です。 日本ではこれまで、虫歯になったら歯医者に行こう、という考えが根付いていました。予防するための行動といえば、家でしっかり歯を磨く、というくらいしかなかったのです。痛くもないのにわざわざ歯医者に行くなんて、といった考えです。 しかしそもそも、自分で歯を磨くのは限度があり、歯医者であっても歯ブラシだけで日々の汚れを完全に取り除くのは難しいと言われています。しかも磨き方は一本ずつ小刻みに歯ブラシを動かして、といったやり方ですが、特に上の世代の男性は、歯ブラシを握りしめて毛先が開くくらい強く押しつけて磨く、という人が多いです。 ですから定期的に歯医者に通って、歯科衛生士の指導を受けたり、残っている汚れを除去してもらわないと、いずれ虫歯や歯周病になってしまいます。 特に最近は虫歯が口の中だけの問題ではなく、体の他の部分に影響が出るとも言われてます。歯が万全ではないということが口臭、肥満、老け顔、早産など、思いもよらないものへの関連も指摘されています。また虫歯がなくても、歯周病のせいで歯を失うこともありますから、虫歯がないからといって安心できることではないのです。 半年に一回の定期検診をしっかり受けておくことで、口の中のリスクをぐっと下げることができます。
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